ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2012-10-15

古谷葉月の野蛮と洗練 毒芋蟲とアフリカの壁画

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日はわたし解説者マサ子(仮名、37歳)のネイルです。何というか、前にえげつない蛾のネイルをやったことがあるんだけど、その蛾は、子供の頃はまたさぞえげつなかったんだろうな、という毒芋虫のネイル。なんか、触ったら全身かぶれそうな毒液を出す系。ここに芋虫の写真を張っつけると卒倒するお客様が出てくると悪いので、詳しくはtumblrをご参照下さい。


なんか、日本の芋虫ってせいぜい目の覚めるような緑色をしているだけで、潰しても目の覚めるような緑色の体液が出てくるくらいなもんだけど、どうも諸外国の芋虫におかれては、この世の理を超えたとんでもないデザインのがいるよね。なんか知らんけど、体に無数の目が書いてあったりとか、とてつもない色をしていたりとか、色々主張が間違っていて、逆におまえそれ目立って食われるんじゃないのとか不安になってくる。

もう、泣きながら芋虫の画像検索して、嫌がるはっちゃんに無理矢理見せてやってもらった。でもできあがったら、芋虫っていうより、なんかアフリカンな感じもする。書いた目も一重の瞳で、アフリカの部族の壁画にかいてある古代人の目な気もしてくる。


はっちゃん曰く、夜中にこの目がまばたきするから気を付けてね~って言われたんだけど、まばたきされたら熱く見つめ返すくらいの亀の甲より年の功、37歳秋の夕暮れ 詠み人知らず。

それでは。