ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2013-04-15

古谷葉月の本能寺 婆娑羅の葛篭の細川ガラシャ

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日はわたし解説者マサ子(仮名、38歳)のネイルだよ。毎度気持ち悪くて誠に遺憾でごめんなさい。別に田んぼにある目玉のカラスよけじゃないんだよ。なんか、金箔の貼ってある豪奢で婆娑羅な塗りの箱や葛篭で細川ガラシャに貢ぎ物を献上つけまつける。


さて、このブログはネイルサロンのブログの体裁をとりながら、わたし解説者マサ子(仮名、38歳)の俺様による俺様のための俺様による自分語りになって久しいていうかまあ最初からそうだったんじゃね?ていう感じなんだけど、今日は自分のネイルなので心置きなく自分語りをするとして、最近猫を飼い始めて誠に目出度く御年38歳にして名実共にねこおばさんになったので、ねこについて語る。こっから先は実にアレな話なのでお食事中の方はお読みにならない方が良いですよ。


どうも私は世にも妙なる賢く、勇ましく、黒豹のように精悍な黒猫を飼ったつもりでいて、自分の黒猫には、ロシアの小説「巨匠とマルガリータ」に出てくる悪魔の手先であり、巨大で悪辣でそれ故に人を魅惑する巨大な黒猫、「ベゲモート」から名前を頂戴し、「ベゲモート」と名づけたんだけど、どうもそんな感じでもないというより、むしろ類まれなビビリ。何だかんだで訳あって毎週獣医さんに行ってんだがベゲさん、うん子漏らさずに獣医さんまで行けた事は一度しかない。びびってウンコタレになることは私ももう織り込み済みなので獣医さんにはタクシーに乗って往復してるんだけど、タクシーに乗ろうとしたらタクシーの少し手前にトラックが止まってて急にトラックがエンジンをふかしたら、ベゲさんがキャリーの中で ワオ~~~ッ! と絶叫したら => ゲームオーバー。うん子ちゃん。はたまた、今回はうんこしなかったぞよしよし とか思ってタクシーから降りたら、獣医さんの10メートル手前くらいにクレーン車がいて、一瞬だけだから大丈夫だと思った私が怪我一生、クレーン車の後ろで道に穴掘ってて、ドリルがガガガガと言ったらベゲさんがキャリーの中で ワオーッ! => ゲームオーバー。ウンコ。あと10メートルだったのに・・。そうか、ベゲさんは音に繊細なのだから、音に細心の注意を払えば良いんだなと思って、よし今回こそはと思って 部屋を出てエレベーターに乗ろうと思ってキャリーを肩にかけたら、思いのほか傾いちゃって、キャリーの中でベゲさんが ワオオーッ! => 家を出て1メートル、最短でゲームオーバー。ウンコ・・。もちろん、タクシーがなかなかつかまらなくってそうこうしているうちに、トラックが猛スピードで通り過ぎたりなんかするとベゲさんがキャリーの中で以下割愛。佐川のお兄さんが台車をがらがら押して走りすぎればベゲさんが以下割愛。クロネコじゃないから?今日なんか、自分にもそんなことしたことないのに わざわざタクシーを家の前まで予約して呼んで獣医さんに行ったのね。行きは丁寧な運転手さんだったから大丈夫だったんだけど、帰りの予約したタクシーの運転手さんの運転が荒かったら帰りのタクシーの中でゲームオーバーした。もう思うに、キャリーの中でワオーッ!と絶叫=>脱糞。とか真に迫ったもんじゃなくて、なんか キャリーの中で ニャー。 とか静かに鳴いてウンコ垂れてたから、そんな怖いわけでもないと思うわけで、もはやこいつ習慣的にうんこたれてないか?っていう気にもなってくる。まあ、キャリーの中でうんこ垂れるくらいかわいいもんだよね。部屋汚すわけじゃなし病気なわけでなし。まああたしも色々悪いことしてるしね。こないだなんか、朝起きて布団の中で抱っこして アラ~ ベゲサン カワイイデスネ~~ って言おうとしたら間違えて 昔実家にいたねこの名前呼んじゃって

マ:アラー ののちゃん・ かわい・・ (あ!)

と思って 途中で口をつぐんだんだけど 

ベ:えっ・・・

みたいになってて申し訳ないことをしたなと思う。これはいわゆる一つの寝屋で昔の女の名を呼んで おいアケミ あ いやあのその ユカリ きーっアケミってどこの女よー みたいな事象だよね。

それでは。