ams

a tokyo based manicurist, hatsuki furutani's salon works from a.m.s. ebisu place in shibuya

2015-08-03

古谷葉月の夏ラムネ

a.m.s.恵比寿プレイスです。

こんにちはー。今日のネイルは ラムネとか風鈴の模様みたいで すてきだけど 風鈴だったら どんな音がするんかいな。ちょっと諸行無常の響きがしそうだね。


私解説者マサ子(仮名)は小さい頃 ラムネを飲んだ時の衝撃を覚えているよね。ていうか 飲めなかった。すごく 綺麗な色をしているから 親に買ってもらって一口飲んだら はい。それまーでーよー。であって 辛いし刺激物っぽいし 全然飲めなかった。しかしながら 時はめぐりあれから35年。35年ですよ奥さん。最近wilkinsの瓶の黒いジンジャーエールがたまらなく好きでよく飲んでるんだけど 冷静になってみると 別にわざわざジンジャーエールを飲まなくても ラムネで良い気がしてくるよね。あと あれね。小さい頃 品川プリンスホテルの夏のプールに行って どういう風の吹き回しか プールサイドで夕飯を食べて 洋食をお召し上がりになったことがある。私解説者マサ子(仮名)の実家と言えば 生まれも育ちも京浜地区 の超庶民のご実家であり 洋食を外食する。とか ホテルで夕飯を食べる。とか あり得ないわけね。夏のプールに行ったとしても市民プール。や 大磯ロングビーチが関の山であって ホテルのプール。なんてものには とんとご縁のない社会階級のご実家であらせられるんだけど なぜか どういう風の吹き回しか プールサイドでお肉とフレンチ。みたいな 夏の夕べ。があったわけだね。

そんで 

冷製コンソメスープ

みたいのがあったから 私解説者マサ子(仮名)の乏しい洋食経験の辞書を脳内でひもといてみて たぶん これは あれだな。と思った訳ね。あれ。というのは あれだ。中華の化学調味料てんこもり。の 卵コーンスープ。に違いない。あれは 誰がなんと行ってもおいしいものである。という 推理の上 冷製コンソメスープ。をご所望された。そんで まわりの大人が あんた それ本当に飲むの?とか 言うから え?飲むよ。飲むにきまってるじゃん?と思って 何を言ってんだか。と思ったけど まあ あれだよね。でてきたやつは いわゆる一つの コンソメジュレ。なわけで 私解説者マサ子(仮名)のお育ちから言うと ゼリー的なものはすべからく甘い物であって ゼリーと言えば お中元で貰う箱詰めのゼリーなのであって そんな ゼリーだったはずなのに。卵コーンスープでないばかりか ゼリーなのに コンソメ味っていったいどういう事なのか。おにぎりに砂糖が入ってる。とか メロンに醤油がかかってる。とかそういうレベルであって完全な想定外である。これも飲めなかった。しかしあなた奥さん。35年時がたつ。と恐ろしいもので ジンジャーエールもコンソメジュレも大好きだし 生の椎茸なら椎茸すら食べられるようになってしまった。年を取るって どんどん 雑食になってくことなのかしら。おしえて おじいさん。

それでは。